こんにちは^^
甲子園を目指して、日々頑張る高校野球部の姿をご紹介します!
今回は、滋賀県立彦根東高校・野球部についてです。
寮やグラウンド、部員数や練習法など、リサーチしていきます。
県立高ならではのお話もあるかも。
それでは、お楽しみに~。
もくじ
彦根東高校野球部の寮やグラウンドは?
まずは、彦根東高校について、少し。
彦根東高校は、彦根藩藩校を起源とする、200年以上の伝統がある県内トップクラスの進学校です。
部活動は、「文武両道」をモットーとし、
特に野球部は、平成に入り春夏あわせて計4回の甲子園出場を果たしています。
そんな伝統ある彦根東高校野球部の、環境について調べてみました!
野球部の寮についてですが、寮はありませんでした。
また、民間の学生寮や下宿の情報もリサーチしましたが、情報が見つかりません。
彦根東高は県立のため、定められた学区内に保護者とともに生活していることが入学条件とされているようですね。
滋賀県は琵琶湖が真ん中にあるため、県内といっても通学地域にある程度の制限があるかと思います。
もしかすると、交通事情によっては、
通学困難な地域の生徒が親戚などのお家で下宿したり
ご家族の誰かと一緒に学区内に引っ越ししてきたり、なんてことはあるかもしれませんが
野球部としての寮は、原則、存在しないようです。
次に、注目すべきなのは、グラウンドです。
(小さな画像ですみません(^^;))
学校の校舎が、彦根城の内堀と中堀の間にある旧彦根藩家老屋敷跡という重要文化財の中にある彦根東高校。
もちろん、グラウンドもこの敷地内にあります。
ですので、練習環境としては、十分とは言えないでしょうね。
ボールが当たり、文化財を破損させてしまう恐れがあるため、打撃練習はできず、
プレハブなどの建物も建設できないため、このグラウンドで行う練習は限られているそうです。
そのため、打撃練習など、学校のグラウンドで不可能な練習をするのは、ちがうところでしています。
この立派なグラウンドは、学校から自転車で5分のところにある彦根球場です。
選手たちは、授業が終わると、自転車に飛び乗り、やってくるのがこのグラウンドです。
彦根東高校・野球部は、練習拠点として、二つのグラウンドを使い分けているんですね。
それでは、二つのグランドの特徴をまとめておきます。
- 住所:〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町4−7
- 学校からグラウンドまでの距離:学校敷地内
- グラウンドの広さ:記載なし
野球部専用のグラウンドとのことですが、
重要文化財の中にあるグラウンドのため練習に限りがあります。
また、グーグルマップの写真を見る限りは、
野球場の体をなしてないようで、外野部分がないです。
ここでは、十分な練習が出来るとは思えないですね。
- 住所:〒522-0002 滋賀県彦根市松原町3028
- 学校からグラウンドまでの距離:自転車で約5分、徒歩だと約16分
- グラウンドの広さ:レフト99m、センター122m、ライト99m
- 彦根球場は公益財団法人滋賀県スポーツ協会が管理する滋賀県立彦根総合運動場内にある。
- 使用するには、予約必要・利用料発生
当たり前かもしれませんが、
彦根球場というだけあって、設備はかなり充実しています。
難点は、予約が必要なことと、利用料が発生することですね。
ただ、この球場も県立の設備になりますから、同じ県立高校が練習で使用するとなると
諸事情も考慮され、特別割引があってもおかしくないですよね。
というか、私の個人的意見ですが、
ぜひ無料で使わせてあげてほしいなぁと思います!
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彦根東高校野球部の部員数やマネージャーは?
次に、彦根東高校野球部の部員数について、調査しました。
最近の情報については、出てこなかったのですが
少し古いですが、2018年3月の時点での情報をゲットしましたのでご紹介します。
新3年生21名
新2年生25名
女子マネージャー1名
(※2018年3月18日のデータ)
このデータより、2019年度の部員数を推測してみますと、
一学年進級して
新3年生25名。
新2年、1年については、それぞれ20名から25名といったところでしょうか。
3学年あわせて、70名~75名ほどの部員数がいるのではないかと思います。
県立高校なら、これくらいの規模が多いのではないでしょうか?
あまり多いと、なかなかベンチ入りのチャンスも巡ってこないかもしれませんしね!
ほどほどがちょうどよいです(笑)
マネージャーについてはどうでしょうか?
同じ2018年3月時点のデータを見ると
マネージャー1名とあります。
この規模の部員数なら、3~4名くらいは欲しいとこじゃないでしょうか?
3月のデータなので、おそらく新一年生が入部していると思います。
ちなみに、2017年の甲子園出場時は、女子マネージャーとして2名が紹介されていました!
お二人とも、3年生だったということなので、現在は卒業されています。
ちなみに、美人チアとして、紹介されている方もしましたよ!
関係ないですが、初々しくて可愛いので許してください!(笑)
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彦根東高校野球部の練習方法や時間と場所もチェック!
では、彦根東・野球部の練習方法について、チェックしていきますね!
まず村中監督が、意識しているのは、
【ないことを嘆くのではなく、あるものを探す】ということ。
とかく、あれがないこれがないと、ないものばかり探して、ネガティブになりがちです。
ただ、ないのではなく、あるんです。
自分のチームの中に何があるのか、それを活かすことが必要だと。
過去にも、外野手のいない学年があったときに、ピッチャーをやっている選手の中に、外野手に適した人材がいたことがあったそうです。
このチームの中に何があるのか、この選手たちの中に何があるのか
問いかけながら、チーム作りをしているということ。
一度、レギュラーが決定したとしても、常に、何があるのか追い求めているので、
考えつく戦術やフォーメーションを試すために、メンバーをチェンジすることもあるんですって。
監督の練習方法を調べてみると、監督直筆の練習メニューを見つけました!
特徴的なのは、「詰め89」という練習。
「8回表、5−2。打者が9番バッター。カウントは2ボール、1ストライク」
監督が言う状況(課題)を、選手たち自身が考えながら、実戦シュミレーション練習をするんです。
監督からも指示は特にありません。
課題を与えて、選手自身に考えさせる、これが監督のやり方なんです。
【ないことを嘆くのではなく、あるものを探す】という精神は、
彦根東・野球部を表すのに、ぴったりの言葉だと思います。
「学校敷地内のグラウンドでは、練習できない。でも、自転車で5分のところに、最適なグラウンドがある。」
これ、まさに!って感じですよね。
ただ、費用もかかるグラウンドですから、球場での練習は「1週間に1,2回」しかできない。
少しでも練習効率をあげるため、貴重な練習時間は無駄にせず、
学校内のグラウンドに残り、ランニングやトレーニングなど「パート練習」を行う組と
球場で実戦形式の練習をする組と、二手にわかれて練習を行うことにしています。
学校内のグラウンド組は、重要文化財を破損させられないという理由から、打撃練習などボールが飛ぶような練習はできません。
それでも、内野部分を使ったノックやティーバッティングなど、出来るトレーニングをやっています。
球場組は、4時に授業を終えると、4時半には球場でアップを開始。
7時半までの練習時間を、学校内ではできない打撃練習を中心にきびきびと行っています。
以前は、近くのバッティングセンターで打撃練習を行うときもあったようですが、
今は、閉鎖されてしまい、練習場所を確保するのも苦労が絶えないそうです。
また、よくある夏の大会前の追い込みと称される強化練習ですが、
彦根東では、やっていないそうです。
夏のこの大事な時期には「もっとやれる」という気持ちで挑んでほしいという監督の思いから
追い込むのは「冬」と決めているそうです。
では、練習時間についてもリサーチしてみました。
この資料によりますと、
平日の練習開始は、16:00。
下校時刻が20:30ということですので、計3時間半の練習になりますね。
公立高校では、これが限度でしょうね。
というか、練習時間が多い方かもしれません。
しかし、これ、昨年までの練習の流れになります。
というのも、校外のバッティングセンターは閉鎖されてしまい、使えなくなってしまいました。
雨の日の場合とありますので、
バッティングセンター以外は、この流れで練習しているのではないかと思います。
3季連続甲子園出場を目指し、練習に明け暮れる「彦根東高校・野球部」の部員たち。
文武両道が学校の方針ですし、
グラウンドや寮など設備の環境も決して、最高だとは言えません。
しかし、「ないを嘆くのではなく、あるものを探す」監督の方針は、
しっかり彼らに根付いていて、効率よく練習に励んでいます。
ぜひ、彼らの活躍を応援したいですね!
今回は、「彦根東高校野球部の寮やグランドは?部員数や練習もチェック!」を
最後までご覧いただきありがとうございました!