今年も残すところわずかとなり、2019年の箱根駅伝が迫ってきました。
2019年の見所は、何と言っても王者・青山学院大学の5連覇なるか?というところですね!
青山学院大学は、2019年箱根駅伝にどのようなメンバーで臨むのでしょうか?
率いる監督、そして注目メンバーの出身高校や、卒業後の進路なども調査してみました!
もくじ
青山学院大学箱根駅伝2019のメンバーは?

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/151432
2018-2019年シーズン、青山学院大学は出雲駅伝、そして全日本大学駅伝で優勝し、二冠を達成しています。
もちろん、正月の箱根駅伝も制し、大学駅伝三冠を射程圏内に入れています。
2019年の箱根駅伝で優勝すると、2度目の大学駅伝三冠となり、史上初の快挙となります。
では、青山学院大学は2019年の箱根駅伝に、どのようなメンバーで臨んでくるのでしょうか?
今年の箱根駅伝では、このようなメンバーでした。
区間 | 選手 | 学年 | 記録 | 区間順位 |
1区(21.3km) | 鈴木 塁人 | 2年 | 1時間02分41秒 | 5位 |
2区(23.1km) | 森田 歩希 | 3年 | 1時間07分15秒 | 1位 |
3区(21.4km) | 田村 和希 | 4年 | 1時間02分41秒 | 2位 |
4区(20.9km) | 梶谷 瑠哉 | 3年 | 1時間03分39秒 | 9位 |
5区(20.8km) | 竹石 尚人 | 2年 | 1時間12分49秒 | 5位 |
6区(20.8km) | 小野田 勇次 | 3年 | 58分03秒 | 1位 |
7区(20.9km) | 林 奎介 | 3年 | 1時間02分16秒 | 1位 |
8区(21.4km) | 下田 裕太 | 4年 | 1時間04分46秒 | 1位 |
9区(23.1km) | 近藤 修一郎 | 4年 | 1時間11分51秒 | 9位 |
10区(21.3km) | 橋間 貴弥 | 3年 | 1時間11分38秒 | 2位 |
往路優勝は、東洋大学に譲ったものの、復路を圧倒的な強さで制し、総合優勝を果たしました。
そして今シーズン、出雲駅伝と全日本大学駅伝のメンバーは、このようになっています。
【2018 10月 出雲駅伝】
区間 | 選手 | 学年 | 記録 | 区間順位 |
1区 | 橋詰 大慧 | 4年 | 23分15秒 | 1位 |
2区 | 鈴木 塁人 | 2年 | 16分26秒 | 1位 |
3区 | 森田 歩希 | 3年 | 25分21秒 | 2位 |
4区 | 吉田 圭太 | 2年 | 18分00秒 | 1位 |
5区 | 生方 敦也 | 3年 | 18分48秒 | 2位 |
6区 | 竹石 尚人 | 2年 | 30分08秒 | 2位 |
【11月 全日本大学駅伝】
区間 | 名前 | 学年 | 記録 | 区間順位 |
1区 | 小野田 勇次 | 4年 | 27分29秒 | 3位 |
2区 | 橋詰 大慧 | 4年 | 32分21秒 | 5位 |
3区 | 鈴木 塁人 | 3年 | 34分42秒 | 3位 |
4区 | 林 奎介 | 4年 | 34分27秒 | 2位 |
5区 | 吉田 裕也 | 3年 | 36分23秒 | 1位 |
6区 | 吉田 圭太 | 2年 | 37分29秒 | 1位 |
7区 | 森田 歩希 | 4年 | 51分26秒 | 2位 |
8区 | 梶谷 瑠哉 | 4年 | 58分44秒 | 3位 |
出雲駅伝では、ライバル東洋大学と競り合いながら12秒差で優勝しました。
6区間と短期決戦ながら、1区の橋詰 大慧選手が落ち着いた走りを見せて常に優位にレースを進めました。
全日本大学駅伝では、前半にリードして余裕を持ったレース展開をする計算だったようですが、前半は調子が上がらず苦戦しました。
しかし、後半の7区にエースの森田 歩希選手が鮮やかに東海大学を抜き、トップでゴールテープを切りました。
改めて、青山学院大学の層の厚さと勝負強さを印象つけたレースでした。
サブメンバーとして、橋間貴弥選手(4年)、竹石 尚人選手(3年)、岩見 秀哉(2年)、神林 勇太選手(2年)、湯原 慶吾選手(1年)が入りました。
全日本大学駅伝から箱根駅伝までは、2ヶ月弱あるので体調面なども変化します。
最終エントリーは12月29日なので、それまで多少のメンバー変更もあるかもしれません。
しかし、
11月の全日本大学駅伝のメンバーが、箱根駅伝でも主力となるのは間違いないのではないでしょうか。
スポンサードリンク
青山学院大学箱根駅伝2019の監督は?

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180103-00010000-storyfulp-spo.view-009
史上最強と噂される、青山学院大学を率いる監督について、見てみましょう。
原 晋監督
です。

出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/828242
もはや「名将」ですね。
箱根駅伝の前にはたくさんのテレビやメディアに登場し、「○○大作戦」と命名するのも、今や風物詩になりました。
広島県の強豪・世羅高校でキャプテンとして全国高校駅伝2位となり、中京大学に進学しました。
卒業後、中国電力陸上部に入団しますが、ケガの影響などで引退を余儀なくされると、その後は営業マンとしてサラリーマン生活を送ります。
この時、社内でトップの営業成績をあげ、「伝説の営業マン」と呼ばれました。
この時期の経験が、後の監督業に活かされているようです。
青山学院大学監督就任する時は、
「3年間で結果を出したら、3年後の身分保証をして欲しい。だが結果が出ない場合その必要もいらない」
と退路を断つ覚悟で、オファーを受けたようです。
ちなみに、奥さんの美穂さんは、何に相談もなく決めたようで、
「中国電力を退社し、青学陸上部監督に成った。箱根駅伝では必ず優勝させるから、夫婦で東京の寮に住み込もう」
と、突然言われ、猛反対したそうです。
安定した生活を突然捨てよう、と言われたらそれは猛反対しますよね。
今では、美穂さんは陸上部学生寮の寮母として、部員たちの生活や恋愛相談に乗るなど、素晴らしいサポートをしているようです。
美穂さんあっての、今の強さかもしれません。
原晋監督自身も、とても選手思いの監督で、今年卒業した4年生(部員・マネージャー含む)全員に「ハワイ卒業旅行」をプレゼントしたそうです!
選手も、「原監督の為にも!」と奮起するのは当然ですね!
ところで原晋監督といえば、大学三大駅伝の前には、「○○大作戦」とスローガンを発表しますね。
今まで命名された、箱根駅伝での「○○大作戦」は以下のようになっています。
大会 | 年 | スローガン名 | |
第91回大会 | 2015年1月 | ワクワク大作戦 | |
第92回大会 | 2016年1月 | ハッピー大作戦 | |
第93回大会 | 2017年1月 | サンキュー大作戦 | |
第94回大会 | 2018年1月 | ハーモニー大作戦 |
2019年箱根駅伝のスローガンは、「ゴーゴー大作戦」です。
この意味を、原晋監督はこう語っています。
「私は就任15年目。95回目の箱根駅伝。ポイントは5区。マークするチームはナンバーカード5番の東海大。覚悟(ご)を持って5連覇に挑戦したい」
引用元:https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20181210-OHT1T50110.html
今回も、大作戦は大成功するのでしょうか?
原晋監督の采配にも注目ですね!
スポンサードリンク
青山学院大学箱根駅伝2019の注目メンバーの出身高校や進路も調査!

出典:https://mainichi.jp/articles/20160104/k00/00m/050/047000c
無類の強さを誇る青山学院大学ですが、その中でも注目メンバーを見てみましょう。
まずは、
森田 歩希(ほまれ)選手
です。

出典:https://xn--3ck5c7a3bw07ylv1g.com/2016/11/07/moritahomareplayer/
竜ヶ崎第一高校から青山学院大学に入りました。
高校時代は、全国区の成績は残せませんでしたが、大学に入学後頭角を表しました。
今や、キャプテンであり絶対的エースとなっています。
今年の箱根駅伝では、2区を走り快走を見せました。
卒業後は、GMOアスリーツへ入団することが決まっています。
そしてもう一人、
林 奎介選手
です。

出典:https://twitter.com/hashtag/%E6%9E%97%E5%A5%8E%E4%BB%8B
柏日体高校(現・日体大柏高校)卒業後、青山学院大学へ入学しました。
大学3年時から急成長し、今年の箱根駅伝でも7区で区間新記録、という素晴らしい走りをみせてくれました。
卒業後は、森田 歩希選手と同じGMOアスリーツへの入団が決まっています。
GMOアスリーツは、原晋監督がアドバイザーをしているので、環境がとてもいいのではないでしょうか。
2019年箱根駅伝へ挑む、青山学院大学の駅伝メンバーや監督、注目メンバーや進路などを調べてみました。
原晋監督曰く、「今年のメンバーは、今までで一番強い」と言っています。
無双状態で優勝し、史上初の2度目の大学三冠、そして箱根駅伝5連覇を成し遂げるのでしょうか?
目が離せませんね!