ホリエモンの愛称で親しまれている堀江貴文さんが、フジテレビの誰だって波乱爆笑に出演され、数々の買収劇や突然の逮捕劇についてあつく語られました。
もくじ
生い立ち
堀江貴文さんは1972年10月29日生まれ(43歳)。
小学校時代はずば抜けて成に績優秀で、難関校の中・高一貫の学校に通い、そのときすでパソコンを使いこなし、プログラムを組むことができ、にコンピューターの電子掲示板を立ち上げるなどして頭角を現していました。
高校時代は遊びほうけていたにもかかわらず、直前の猛ダッシュで東京大学文学部にし入学してからもいろいろな人の影響を受け、3年次に東進ハイスクールのアルバイトを経て中学時代に没頭したコンピューターのプログラムのアルバイトを始めました。
出典:http://matome.naver.jp/
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なぜホリエモンと呼ばれるようになったのか?
ホリエモンという愛称は、もともとはYahoo!掲示板のライブドア板に書き込まれたものです。
2004年この名称が、井上トシユキさんが「SPA」にれんさいしていた「エッジな人々」に最初に取り上げられ、
その前から知人だった水道橋博士が「若いのに鼻持ちならない金持ち』という役付けをして、堀江貴文さんもそれで盛り上がるのならと了承されたそうです。
堀江さんは以前から競馬に没頭したことがあり、馬主になりたいと思っていた夢が実現し、そして、ライブドアのキャンペーンで馬の名前を募集したところ、「ホリエモン」に決定しました。
その後はメディアが、堀江貴文さんのことをホリエモンという愛称で扱うようになり、数々の買収劇を展開する際に、この愛称を使うようになりました。それでこの名が世に広まりました。
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数々の買収劇の裏側とは?
堀江貴文さんは、1966年に有馬あきこさんとともに有限会社オン・ザ・エッジを設立されました。そして時代の流れを先取りし、一流企業のホームページ作成・管理運営を行う会社として急成長していきました。
2002年に経営破たんした、旧ライブドア社から営業権を取得しました。これが最初の買収劇の始まりです。
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プロ野球球団買収失敗!
2004年に経営破たんした、大阪近鉄バッファローズの買収を申し出たことで、一気に注目を集めました。買収の申し出は断られ、現在はオリックス・バッファローズになっています。
堀江貴文さんにすれば、困っているなら助けてあげようという男気から生まれたことですが、世間の目は、いきなり出てきた成り上がりとしてしか見ていなかったのでしょう。
そこで東北に新球団「仙台ライブドアフェニックス」を設立する計画を事業計画と監督招聘計画まで練り上げ、発表しましたがこれも、本業のライバル会社の楽天との競合に敗れてしまいました。
戦いには敗れたものの、この年の流行語大賞に「新規参入」という言葉で受賞しました。皮肉なことですが、結果的には知名度を上げることになったわけです。
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日本放送買収失敗!
2005年に、堀江貴文さんが社長を務めるライブドアが、日本放送の株を35%取得し、その後ニッポン放送株を40.1%を取得しました。
このときは、フジテレビを出入り禁止となり、大きな騒動となり報道機関が殺到しました。結果は、和解が成立し、ライブドアは1400億円を手にしました。
報道合戦の中で、堀江貴文さんは「想定の範囲」という言葉であらわしていましたが、すべての動きを先読みし、結果利益を生み出すという想定の上での行動だったといえます。
つぎつぎと、人の思いつかないような、天真爛漫とも見える買収劇も、失敗も見据えたうえの結果、知名度アップや、自社の業績アップにつながっていたわけで、失敗ではなかったのですね。さすがに頭の中の構造がちがうのでしょう。
総選挙立候補!するも落選
2005年に衆議院の解散にともなう総選挙に、自民党から立候補しようとしたが、自民党からあまりにも歯に衣を着せぬ多くの過激な発言に批判が相次ぎ、亀井静議員の地元の広島6区から無所属で立候補したが、惜しくも落選しました。
堀江貴文さんは、本気で政治家になり、日本を変えようと思っていたようで、「あのとき選挙に勝っていれば、今頃はぼくが総裁になれてたと思いますよ」と語りました。
そして次期選挙に出馬予定が、突然の逮捕劇により、不可能になってしまいました。
証券取引法違反容疑?
この事件についてしらべましたが、かなり複雑な経緯を踏んで堀江貴文さんが収監されることとなり、ライブドア事件と呼ばれました。
最終的には、偽計取引、風説の流布容疑と有価証券報告書の虚偽容疑によって、最高裁への上告棄却によって、2年6か月の服役をすることになりました。
検察が操作を決意したわけは?
様々な買収劇を繰り返すライブドアの堀江貴文さんが、ライブドアの株式市場の私物化をしているのではないか?
野球界、テレビ界、政界までを手に入れ、操作しようとするライブドアや、堀江貴文さんに政財界が危機感を抱き、東京地検特捜部を内偵へと向かわせたようです。
買収劇を突き付けられたフジテレビが、ライブドアの違法行為を見つけ出し、検察に打診をし、買収を防ごうとしたとも噂されていました。
規制緩和が進んだ新自由主義の行き過ぎを是正するための、けん制、見せしめのためにしくまれた国策のような気がしてなりません。
つまり、出る杭はうたれたのです。
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孫正義さんとどこが違ったのか?
私は同じようにインターネット業界で成功された孫正義さんとどこが違うんだろうと考えました。それは、孫さんは商売人の子供として育ち、周りの人とのかかわりの中で事業をどう展開させていくかを小さい時から学んできたというところです。
お客様の利益が自分の利益を生むことを知っていたからではないでしょうか?
堀江貴文さんは、自分の思うがままに、好きなことを次々に実行し、突き進む姿はたくましさを覚えましたが、それが世論の風受けを強くしていったのだとおもいます。
収監中に学んだこと
堀江貴文さんは、服役中にたくさんの書籍を読まれ、知識を得られたとともに、人間力を学ばれたのではないでしょうか
規則正しい生活の中で、体重は正常に戻り、模範囚として高齢者の介護をしたり、2011年3月に長野県北部地震の被災者に、栄村に寄付もされています。
出所後も精力的に活動されていますが、考えてみればライブドア事件は堀江貴文さんにとっては結果的にプラスだったのではないかと思います。
ただ、そのために一人の命が自殺によりうしなわれたことは忘れてはならないと思います。
最後に
実は私は、偶然にも堀江貴文さんと同じ、福岡県八女市出身です。(年齢は少し上ですが)
一回り人間力を増した堀江貴文さんにきたいをしています。