毎年ゴールデンウィークが明けたころから
耳にするようになる「五月病」。
そもそも、「五月病」とは
いったいどんな病気なのでしょうか?
どのような症状が現れ、
どんな人がかかるのか
調べてみました!
五月病とは?
まず、五月病とは
どんな病気なのでしょうか。
簡潔に言うと、
新年度から新しい環境になった
学生さんや新社会人が
5月ごろになると精神が不安定な
状態になることを
「五月病」というようです。
「五月病」とは医学用語ではなく、
新しい環境になかなか適応できないがために
現れる精神的な不調をまとめて
「五月病」と呼びます。
抑うつ、不安、無気力、
疲労感、不眠…など
うつ病によく似た
心や体の不調が症状として現れます。
ゴールデンウィーク明けに
学生さんや新社会人が
学校や会社を辞めてしまうことが多いというのは
よく聞きますが、
「五月病」が原因なのでしょうね。
では、五月病にかかるのは
どんな人なのでしょうか?
五月病にかかりやすい人の
特徴としては
- 几帳面である
- 他人に気配りや気遣いをする
- まじめである
- 我慢しすぎる
- 完璧主義者
- 責任感が強い
などがあるようです。
もちろん、このような性格の方全てが
五月病にかかるわけではありません。
まじめで内向的、かつ責任感の強い方は
五月病にかかりやすいのだそうです。
ちなみに、これらは
うつ病にかかりやすい人の特徴でも
あるようですよ。
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五月病の症状は?新人社会人の場合!
ゴールデンウィーク明けに
新社会人が会社を辞めてしまうことが多いのは
よく聞く話です。
せっかく一生懸命就活をしたのに
入社して1か月ほどで辞めてしまうなんて
もったいない!
なんて思ってしまうのですが…
新人社会人さんにはどのような症状が
出るのでしょうか?
先にも書いたとおり、
五月病は新しい環境に
適応できないことが原因で起こるのですが
他にも原因があります。
就活から解放されたことで起こる
燃え尽き症候群。
理想と現実の違いからくる失望。
目標の喪失などが
原因として挙げられます。
症状としては
無気力、無関心、
焦りを感じる、
気持ちが落ち込むなど。
ひどいものになると
うつ状態や
自律神経失調症、
下痢や吐き気なども
引き起こしてしまうようです。
これはツラそうですね。