関東一高は、2008年に甲子園春夏に出場を久しぶりに果たしました。
その後はコンスタントに出続け、2015年夏にはベスト4進出を果たしました。
これは2000年に就任した、米沢貴光監督によるところが大きいと言っても過言では無いでしょう。
今回は関東一高の米沢貴光監督に注目し、その経歴についてや嫁や子どもなどの家族について
また、野球指導法について深掘りしていきます!
元高校球児の視点を活かして見ていきますよ!
もくじ
米沢貴光監督(関東一)の経歴やプロフィール!
名前:米沢貴光
読み:よねざわたかみつ
生年月日:1975年8月17日
出身地:東京都江戸川区
出身高校:関東一高
出身大学:中央大学
米沢貴光監督の中学時代の所属は、江戸川南リトルシニア出身とのことでした。
米沢監督は現在母校を率いているということになりますね。
筆者も一時は母校の監督になりたいと思っていた時期がありました。
途中で諦めましたが(笑)、母校で監督ができるのは羨ましいですね!
米沢監督は関東一高には1991年から3年間在籍していました。
しかし、この間に甲子園に出場することはできずに終わってしまいます。
高校卒業後は中央大学へ進学します。
東都リーグに所属する強豪校です。
米沢監督が4年生の時には、現・読売ジャイアンツの阿部慎之助選手が1年生だったそうです。
大学卒業後は社会人野球・シダックスへ進みます。
シダックスには1998年、1999年の2年間所属しました。
なお、1999年には日本選手権で優勝を果たしています。
関東一高の監督に就任したのは2000年ですので、社会人野球を引退後すぐに監督になったようですね。
米沢監督は1975年生まれですので、若干25歳の時に母校の監督に就任しました。

出典:https://www.asahi.com/articles/ASL696KNHL69UTIL027.html
高校野球の監督はなりたいと言ってなれるものでもありません。
細かい点は学校によると思いますが、学校側の意見があったり、OB会の意見があったりと、
色々な要因が絡んできます。
そんな中、わずか25歳で母校の監督に就任し、2019年現在でも監督を務めているというのは素晴らしいですね。
2000年から関東一高の監督を務め、就任以降2008年春に初めて甲子園出場を果たします。
この年は春夏連続出場を果たします。
その後も
2010年夏にベスト8
2012年春にベスト4
2014年春に2回戦進出
そして2015年夏にはベスト4進出を果たしました。
この時にはオコエ瑠偉(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)が在籍していたのを
覚えている人も多いのでは無いでしょうか。
その後も2016年も春夏連続出場を果たしています。
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米沢貴光監督の野球指導法は?
母校をコンスタントに甲子園に導くようになった米沢監督。
その指導法はどんなものでしょうか?
強豪私立にありがちな選手集めについては、米沢監督自ら行くことは無いようです。
新しい選手を集めに行くより、今いる選手を大事にする、ということを大切にしているからです。
これは現役の選手からすると嬉しいですね。
もし筆者が現役の時代に、監督がスカウト活動のために不在がちだったら不満に思うでしょう。
それよりも今いる選手達を大切にし、来たる夏の為に指導してくれた方が嬉しいですね。

出典:https://www.baseballchannel.jp/etc/11651/
また、米沢監督は選手達との意思の疎通を大事にしています。
ひとつひとつの練習に対して、なぜその練習をするのか、どんな意味があるのかを選手に伝えます。
これは智辯和歌山の高嶋監督の教えからくるものです。
「なぜその練習をするのか。監督の気持ちを伝えれば、選手は必ずついてくる」
これが高嶋監督の教えです。
この教えを守り、選手達と意思の疎通を計ることで徐々に結果が出るようになりました。
米沢監督が関東一高に就任する前はいわゆる低迷期でした。
1990年代には現・日大三高の小倉監督が関東一高を率いていました。
小倉監督時代には春の甲子園で準優勝を果たすなどの実績もありました。
しかし、小倉監督の退任後は低迷します。
選手達も「ベンチに入れるだけで満足」しているような雰囲気だったそうです。
その再建を託された米沢監督は選手達の意識向上、やる気を引き出すことに力を注ぎます。
その中で出会ったのが、この高嶋監督の指導法でした。
それ以降は先述した通り、甲子園に春夏共にコンスタントに出場できるようになりました。
ひとつひとつの練習の意味、は簡単なようで難しいと思います。
筆者が高校球児の頃を振り返ってみると、練習の意味なんて考えたこともありませんでした。
ただ言われたことをやる、それだけです。
監督の意思がしっかりと選手に伝われば、その練習がなぜ必要なのか、
その練習がどう試合で勝つことに必要なのか、をイメージできると思います。
同じ練習をするにしても、効果が違ってきそうですね。
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米沢貴光監督の嫁や子供もチェック!
今度は米沢監督の私生活のプライベートを見てみましょう!
結婚して子どももいるのでしょうか?
結論から言うと、家族に関する情報は見つけられませんでした。
ですが、経歴から探ってみましょう!

出典:https://timely-web.jp/article/1965/
米沢監督は大学から社会人野球へ進み、そこで2年間プレーしました。
そしてその後すぐに関東一高の監督に就任しました。
バリバリの私立高校の野球部の監督に就任してから彼女を作って、というのは難しいのでは、
と筆者は思っています。
平日は遅くまで練習ですし、土日も練習や練習試合、大会などで潰れてしまいます。
そうなると、大学時代や社会人野球時代に出会っているのかな?と思います。
おそらく高校野球の監督をしている時期よりは比較的時間に余裕もあるのでは無いでしょうか。
社会人野球に進んだ筆者の知人も、社会人野球時代に今の嫁さんと出会っていました笑
また、私立高校野球部の監督をするにはやはり家族のサポートが必要だと思います。
監督自らが食事を用意して、洗濯掃除をして、と言うのは体力的にも時間的にも難しそうですね。
そう考えるとやはり、監督になる前に出会った女性と結婚しているのでは?と想像してしまいますね。
また、米沢監督は既に40歳を超えています。
20代や30代前半ぐらいで結婚していれば、お子さんも2人ぐらいいるのかな〜と想像できますね。
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まとめ
今回は関東一高の米沢監督について調べてみました。
その指導法を通じて、米沢監督の人柄も見えました。
何と言っても、なぜ関東一高を強豪校へ押し上げることができたのか、が分かりましたね。
本記事執筆時点(2019年7月23日)で、関東一高は東東京大会のベスト4に残っています。
甲子園出場まであと2勝です。
米沢監督にも目を配りながら、関東一高に注目してみましょう!