昨夏、初の甲子園出場を果たした下関国際高校野球部。
最近なにかと話題の現・坂原監督就任前までは、部員もまばらな超弱小校でした。
しかしながら、近年、県大会で立て続けに優勝するなどみるみるとその頭角を現し、創部52年目にして初夏の全国高校野球選手権大会に初出場しました。
またそれに加えて、2018年も春の全国高校野球選手権大会にも見事、出場を果たしています。
今回はそんな下関国際高校野球部について話題の坂原監督や注目選手、練習内容などについて掘り下げてみていきましょう。
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もくじ
下関国際高校野球部2018年の坂原監督は?

出典:https://www.nikkangendai.com/articles/view/sports…
2005年より下関国際高校野球部の監督を務めている坂原秀尚監督は、現在40歳。
東亜大学に学び、教員免許を取得しました。
その後、大学の近くにある下関国際高校に就任。
今年で就任13年目になります。
坂原監督が就任したばかりの頃の下関国際高校野球部は、部員の集団万引きで県大会の抽選直前に出場停止処分になるなど部員の素行不良が目立ち、練習どころではなかったようです。
そんな野球部を甲子園に出場させるまでに育て上げた坂原監督の愛情とその指導手腕には各所から注目が集まっています。
坂原監督は昨夏の日刊ゲンダイのインタビューで「文武両道はあり得ない」と持論を語っています。
それは、勉強と部活動どちらもうまく成り立たせるのが素晴らしいという昨今の価値観とは大きくずれているため、少なからず批判もあったようです。
坂原監督はスパルタ練習が特に有名です。
入部時に携帯は解約、買い食いも禁止で、選手の自主性は重んじていません。
まさに時代に逆行した指導方針とも言えそうですが、もちろんそういった指導には理由があるのです。
前出のインタビューで、監督は就任当初の野球部の様子について、「突然厳しい監督が来たとなって(部員が)みんな辞めて
最後は1人になりました。(中略)グラウンド整備や道具の扱いが、とにかくヒドかった。」と語ります。
つまり、野球どころではなかったのですね。
高校自体も荒れている中、部員の精神的な未熟さを立て直していくためには、ある程度の強制力も必要であることは事実です。
特に勝ち負けのあるスポーツにおいて、「勝利」を目的とするならば、チーム全体が同じ方向を向いていなければ、意味がありません。
レベルが普通以下だったチームを心身ともに強くするためには、坂原監督のようなスパルタ指導はある意味では有効なのかもしれません。
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下関国際高校野球部2018年のメンバーの鶴田や吉村に注目!
鶴田克樹選手
出典:https://twitter.com/jobin33375/status/925310921823…
今年3年生になる、4番を務める鶴田選手。
福岡県北九州市立早鞆中学校出身、身長185cm、体重93kgという恵まれた体格でチームの中心メンバー及び投手として活躍しています。
中学時代は捕手をしており、高校から投手に転向しました。
昨夏の大会でもキレのあるスライダーや持ち前のパワーで甲子園出場に大いに貢献しました。
とはいっても才能ばかりに恵まれたというよりは、努力型の選手。
1年生の頃から、冬場に2千回の素振りを行いつつ、毎日一升の米を食べるなど体づくりに励み、2年生の春から公式戦で4番を任されます。
しかしながら、昨秋の中国大会の決勝戦、後半にかけて連投の疲れからスタミナが切れ、降板。
チームは延長十回でサヨナラ負けしてしまいます。
終盤にスタミナが切れて失点をしてしまったことを鶴田選手も悔やんでいました。
けれど、こういった悔しさを糧にどんどん成長していることも事実です。
負けた悔しさを次の勝利へのバネにして、成長を誓う鶴田選手から、今後も目が離せません。
吉村英也選手
出典:http://www.yomiuri.co.jp/photograph/sports/article…
昨夏の甲子園で豪快なホームランを放ち、爪痕を残すべく尽力した吉村選手。
中学時代は山口東リトルシニアでプレーし、下関国際高校へ入学しました。
持ち前の度胸で「緊張したことがない」のが特長の選手です。
スポーツにおけるマインドのあり方は、試合の流れを味方につける上で重要で、吉村選手のように度胸のある選手が1人いるだけでチームの空気はガラリと変わります。
入学当初は”当てに行くスイング”が癖になっていたため、個性が押し殺されていたとのこと。
それを監督に諭され、素振りを始めとした厳しい練習を重ねることで力強いスイングを身につけました。
試合にあっても動じない精神と強いスイングが魅力の吉村選手。
今シーズンの大会でもその実力を遺憾無く発揮しチームを勝利へと導いてほしいですね。
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下関国際高校野球部の練習と寮も調査!
出典:https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/n…
スパルタ指導で名高い坂原監督の下、朝5時から遅い時は23時まで練習に励む選手たち。
1日に千本の素振りをし、厳しい練習にも懸命に取り組んでいます。
しかしながら、名門校ではないため、寮はありません。
そのため県外から入学した選手たちは近くにアパートを借りて生活しています。
監督はそんな選手たちの生活を近くでサポートするため、四回以上引越しをしているそうです。
監督自身に妻と三人の子どもがありながら、選手のための引越し費用にボーナスも消えているとか。
相当なご家族の覚悟と理解がないとできることではありません。
監督自身も身を削って甲子園進出のために努力されているということですね。
以上、今回は下関国際高校について調査しました。
厳しい中に深い愛情と強さを備えた監督の下、日々練習に励む選手たち。
今春の全国高校野球選手権大会での躍進も大いに期待できそうです。
高いポテンシャルを秘めた、下関国際高校野球部の活躍が楽しみですね。
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