11月11日放送の「テレビ朝日ワイドスクランブル」絵本作家ののぶみさんが出演されました。
http://n-jinny.comより
なんと元不良で暴走族の総長だったそうです!
どのようにして絵本作家になったんでしょうか?
異色と言えるそのプロフィールや本の内容を調べました
もくじ
なんと暴走族の総長だった経歴を持つ人物!
http://n-jinny.comより
当時は160人を仕切る総長だったそうです。当時から人望があったんでしょうね。若い時には少しはやんちゃもあるでしょうが、さすがに半端ないやんちゃですね。
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きっかけはなんだったのか?
のぶみさんは、小学校時代にいじめにあっていたそうです。
負けないように強くなりたい!の一心だったそうです。
ただ、その方向がちょっと間違ったほうに向いてしまい、最初はヤンチャだったのにだんだんヤンキーの方向へ向き、最終的には暴走族、総長まで上り詰めたそうです。
ご両親はさぞ心配だったでしょうね。私も子供が思春期の時のやんちゃにハラハラしました。
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保育専門学校に入学・彼女との出会いが!転機に!
保育専門学校を選んだ理由は「女の子が多いから」と軽い気持ちでした。ところがこれが転機になったんですね。
そこでかわいい女の子と出会います。それが今の奥さんです。
「私絵本が好きなの」「俺、絵本書いてるよ」
彼女に気に入られたい一心だったのぶみさんは、反射的にうそをつきました。そしてその夜から本当に絵本をかきはじめました。
それを彼女に見せると「おもしろい」「おもしろい」と言ってくれて、はじめて自分が褒められる喜びを味わったそうです。
のぶみさんは、毎日、毎日絵本を書いて彼女に見せたそうです。
勉強のためにいろんな本を読んで感性を磨かれ、今ののぶみさんの基礎ができあがったようです。
まさに運命の出会いですね。
でも神様はすんなりと二人を幸せにはしてくれません。彼女とつきあう条件は
「絵本で賞をとる」ということ。クリアして絵本作家になれると思っていたのだめさんは現実は甘くないことを知りました。
6000冊の本を読み、自分で300冊書き、それを1000回読んで、傑作50選をもって出版社にみてもらいましたが、誰も相手にしてくれませんでした。まさに試練ですね。
長く辛い日々が続き、ようやく日の目を見る時が来ました。
NHKの子供番組「おかあさんといっしょ」への作品提供が決まりました。
夢はあきらめなければ叶うんだ!とかんじたそうです。
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再びどん底に
自分の知らないところで世界規模の連載が増えたり、グッズも300種類以上できてそれが売れ残り、同時にのぶみさんの名声も薄れ、どん底に落とされてしまいます。
そこで諦めないのが、総長まで務めた根性のあるのぶみさんです。
8年間の地道な活動でようやく再び日の目をみる作品ができました。
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70冊目にしてやっと2冊売れた!
その売れた2冊は、一冊目は彼女のために。
2冊目は子供のために。
「人は誰かのために、生きてるんだ。
デビューして、8年目で遅すぎるけど、
遅すぎたから、それがわかった時、
僕は涙が出たんです。」
http://n-jinny.comより
ママがお化けになっちゃった
今回紹介されていた絵本について調べました。
「ママは くるまに ぶつかって、おばけに なりました。」
と物語ははじまります。
4歳のかんたろうくんのママは交通事故にあって死んでしまいました。初めからこどもにとってはショッキングな出来事からの書き出しです。死をテーマにした作品です。
おばけになったママは、悲しむ息子のかんたろうが心配でたまりません。
夜、ママはかんたろうの前に現れて、ふたりはいろいろな話をします。
けれど、ママと話すうち、かんたろうは途中でこらえきれず泣き出します。
「ぼく、どうすれば いいの?ママがいなくなるのなんて いやだあ! うわあああ!」
「ママだって どう すれば いいのか わかんない!」「うわあああ!」
思わず涙を誘います。子供を持つ母親ならだれでも泣けます。
ママが死んでお化けになっちゃった!という、今までにないストーリーの絵本。だけどのぶみさんはただママが死ぬという話じゃない、と言っています。
「『このこ、わたしがいなくなったらどうなっちゃうの?』という、ママなら誰もが思うこと。
それを親子で考えてみてほしいんです。 子どもは、ママがいるのがあたりまえじゃなくて、感謝することに気づいてほしい。
絵本の中で、一回でもママがいなくなる(擬似)体験をする。それは”ない”を見つけるから”ある”を感じるってこと。
ママもこの絵本を読んで、子どもと一緒にいることがどれだけ幸せか感じられると思います。
お互いの大切さを感じてほしい、そういう思いがこめられています。」
大人になってからも、母親と子供の関係はなくなりません。当たり前にいるお母さんがいなくなったらと思うと大人だって泣けてきます。居なくなる前にもう少し優しくしておけばよかったと後悔するより、今感謝の言葉を伝えてください。
私も86歳の母を交通事故で突然亡くしました。感謝の気持ちを伝えることができなかったことを後悔しています。天国の母も私を見ていて心配していてくれるでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。