こんにちは!
プロ野球のキャンプも始まり、野球ファンはワクワクする季節ですね。
智弁和歌山野球部。もう高校野球ファンにはお馴染みだと思います。
今回は、その智弁和歌山野球部の中谷仁監督に注目します!
中谷仁監督の経歴や野球指導法。
さらには、阪神時代の失明寸前の携帯事件、などについても調べてみました。
どうぞ、見てください!
もくじ
中谷仁監督の経歴やプロフィール!

出典:https://www.sankei.com/west/photos/170701/wst1707010015-p9.html
中谷仁監督は、和歌山県の強豪・智弁和歌山野球部の監督です。
智弁和歌山高校は、2019年春のセンバツに見事出場が決定しました!
センバツ 和歌山県から智辯和歌山と市立和歌山の2校選出 大阪桐蔭は落選/和歌山(テレビ和歌山) – Yahoo!ニュース https://t.co/8hTUNEf0Km @YahooNewsTopics
— whckey@智辯和歌山 (@whckey) January 25, 2019
(写真中央右が、中谷仁監督です)
この中谷仁監督は、様々な経歴を辿ってきています。
まずは、プロフィールから紹介しますね。
中谷 仁 (なかたに じん)
生年月日:1979年5月5日
年齢:39歳
出身地:和歌山県和歌山市
身長:183cm
体重:95kg
出身高校:智辯学園和歌山高校
《在籍球団》
阪神タイガース(1998-2005)
東北楽天ゴールデンイーグルス(2006-2011)
読売ジャイアンツ(2012)
《監督・コーチ歴》
智辯学園和歌山高校(2017-)
中谷仁監督は、智弁和歌山野球部のOBであり、元・プロ野球選手です。
小学校から野球を始め、ポジションはキャッチャー。
キャッチャーになった理由は、意外にも
「太っていたことから練習がしんどく、すぐにしゃがみたくなる習性があったため」
なんだそうです(笑)!
「野球に向いていないんじゃ?」なんて思ってしまいそうですが、プロ野球選手になるほどの選手が、そんな理由でポジションを選んでいたなんて、面白いですね!
その後、智弁和歌山高校に進学し、なんと3度の甲子園出場を果たします。
2年時の1996年春のセンバツで準優勝に、そして、3年時の1997年夏の甲子園では優勝を果たします。
この時は、中谷仁監督はキャプテンを務めていました!
この大会で、打率.563という驚異的な数字を残しています。
打席の半分以上がヒット、ということになりますね!
まさにチームの柱だったんですね。
そして、卒業後、阪神にドラフト1位で指名されて入団します。
この時、背番号は「22」、契約金は1億円でした。
「超高校級」という評価だったようで、将来の阪神のスター選手候補だったでしょう。
ところが、1999年不慮の事故に巻き込まれ(後述します)、失明寸前にまでなってしまいます。
その後、楽天へ移籍した中谷仁監督。
2009年には、中学時代から憧れていた、野村克也監督(当時)に評価され、リーグ2位とクライマックスシリーズ進出に貢献しました。
この年には、陽子夫人と結婚もしているので、素晴らしい1年だったでしょうね。
その後は、なかなか定着できず、2012年に巨人で現役引退しましたが、原辰徳監督(当時)にも、野球に取り組む姿勢などは高い評価を受けていました。
引退後、2017年に智弁和歌山野球部コーチに就任すると、早速この年に和歌山県大会に優勝し、甲子園の切符を手にしました。
さらには、2018年春のセンバツ準優勝、さらに夏の甲子園出場と、成果を残しています。
指導力も当時から、かなりあったのではないでしょうか?
そして、前監督の高嶋仁氏の勇退を受けて、2018年に新監督に就任しました。
2019年のセンバツ出場も、監督としての能力が高いことの証明なんでしょうね!
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中谷仁監督の野球指導法は?

出典:http://hanshintigers1.blog.jp/archives/23213178.html
中谷仁監督は、どのように指導してチームを強くしているのか?調べてみました。
中谷仁監督は、意外にも「教えないこと」を、モットーにしているんだそうです。
その理由を、こう話しています。
「指導者は基本的には教えてはいけないんですよ。教えられすぎている選手は、ほとんどが教えられるまで自分で変えることができないんです。自分で工夫ができないとも言います。要は感じることができなんです。」
引用元:https://timely-web.jp/article/2892/?page=2
自分で問題点を考え、気づき、変えていく、というプロセスを大事にしているようです。
プロ野球まで経験したからこそ、の考え方かもしれません。
ただし、何も言わないのではなく、
「1人の人間として、しっかりした人間になること」
は、選手には口酸っぱく言っているそうです。
例えば、生活態度がだらしなかったり、練習への取り組みが甘い、と感じた時は厳しく叱ったりすることもあるみたいですね。
確かに、社会人になると、自分で考えて行動する場面は多いので、
そういった人間を、野球を通して育てようとしているんだと思います。
とても温厚そうな表情をしているけど、そういう人ほど怒ったら怖い…て事、よくありますよね?
中谷仁監督は、そんなタイプじゃないかな?と、勝手に想像してしまいました(笑)。
でも、智弁和歌山野球部は、自発的に行動する生徒ばかりでしょうから、怒る場面も少ないかもしれませんね。
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中谷仁監督の阪神時代の失明寸前の携帯事件もチェック!

出典:https://www.2nn.jp/mnewsplus/1492394809/
先ほども述べましたが、中谷仁監督は、阪神時代に不慮の事故で失明寸前までなった事があります。
この件についても、調べてみました。
1999年に、
他人が投げた携帯電話が、中谷仁監督の左目を直撃して、失明寸前という重傷を負ってしまう
という事件が起きました。
左目の視力が、2.0から0.08にまで下がってしまったそうです。
「携帯を軽く投げ渡されたが、取り損ねて目に当たった」という説や、
「携帯を思いっきり投げつけられ、目に当たった」という説もあります。
携帯を投げた相手も、友人、阪神の選手など、詳細ははっきりとはわかりません。
懸命のリハビリで、なんとかプロ野球に復帰しますが、その後は当初期待された活躍はなかなかできなかったようです。
もし、その事故がなければ、阪神の主力選手としてタイトルを取ったり、オールスター戦に出場したりと、さらに活躍できていたかもしれません。
きっと、この件では人に言えない苦労などもしてきたんだと思います。
中谷仁監督が、智弁和歌山野球部で「人間性」を重要視するのも、
もしかしたらプロ野球時代の様々な経験があったから、なのかもしれませんね。
中谷仁監督が現役引退する際、巨人の原辰徳監督(当時)は、
「中谷という野球人は非常に印象深い。彼がスコアブックに残らない面で残していったものを我々は受け継いでいかねばならない」
と話したそうです。
とても人間的に素晴らしい方なんだな、というのが分かる気がしますね!
中谷仁監督は、きっと智弁和歌山野球部の甲子園優勝を目標に置いているのではないでしょうか。
阪神タイガースにいた中谷仁監督が、甲子園で優勝して胴上げされる、ってとても感動的ですね!
そのシーンを見る日を楽しみにしたいと思います!