関東一高と言えばここ数年急に名前を聞くようになった高校の1つと言っていいでしょうか。
今回はそんな関東一高に注目していきます。
まずは寮やグラウンドの環境面、その後は部員数や練習について見ていきましょう!
もくじ
関東一高野球部の寮やグラウンドは?
関東一高は2008年に甲子園出場を果たしています。
これは1994年以来、16年ぶりの出場でした。
それ以降、コンスタントに甲子園出場を果たしています。
その秘密を探っていきましょう。
関東一高は野球部専用の寮とグラウンドを持っているようです。
写真中央がグラウンド、センター後方に見える建物が寮のようです。
目と鼻の先、とはこのことですね。
寮は「貫行寮」と名称がつけられています。
グラウンドと寮は千葉県白井市にあります。
学校は東京都江戸川区にあるので、結構遠いですね。
学校からグラウンドへ電車・自転車を使うと約1時間半、車で行っても約50分です。
寮に住んでいる部員は1時間半かけて学校へ行き、授業を受けます。
授業が終わればまた1時間半かけてグラウンドへ行き、練習に励むようです。
筆者も高校球児でしたが、家から学校まで自転車で20分でした。
また、グラウンドはそこから自転車で15分ほど。
学校にグラウンドが隣接しているチームは羨ましいなと思っていました。
でも関東一高に比べると恵まれていると言えるかもしれないですね。
こちらが貫行寮の外観です。
一般のアパートのような見た目ですね。
こちらは寮での食事の様子です。
とても楽しそうですね!
いい雰囲気なのが伝わってきます。
寮では朝夜の2食が用意されます。
朝はご飯2杯、夜はご飯3杯がノルマなのだとか。
ただ、おかずもしっかり用意されていて、3杯がきつく無い、という部員もいるようです。
現在楽天イーグルスで活躍するオコエ選手は本当によく食べる選手だったそう。
あの甲子園での活躍は寮の美味しい食事のたまものだったのでしょう。
次はグラウンドについて見てみます。
グラウンドの写真を見てみますと、内野は黒土、外野は天然芝と思われます。
高校のグラウンドにしてはキレイなグラウンドですね。
さすが私立!といった感じです。
ライト後方にはサブグラウンドのようなものも見えます。
内野ぐらいの広さはありそうなので、内野の守備練習や牽制などの投内連携、トレーニングなどに使えそうです。
部員が多いと練習場所に困ったりしますが、メインでバッティング練習、サブグラウンドで守備練習、など効率よく練習できそうです。
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関東一高野球部の部員数やマネージャーは?
学校のウェブサイトによると、71名の部員が所属しているようです。
各学年の内訳は分かりませんでしたが、各学年20〜25名程度が所属していると思われます。
2019年東京都春季大会のメンバー表がありました。
ベンチ入り20名のうち、17名が3年生、2名が2年生、1名が1年生でした。
下級生の3名は背番号も2桁でしたので、レギュラーは3年生ばかりですね。
3年生が中心のチームと言えそうです。
それぞれのメンバーの出身を見てみますと、やはりリトルシニアやボーイズ出身者が多いです。
江戸川中央リトルシニアや八王子リトルシニアなど、都内出身と思われる選手が多く見受けられます。
ただ、取手リトルシニアや横浜青葉ボーイズなど、都外のチーム出身者もいますね。
野球部の専用の寮があるのも関係しているでしょうか。
県外からの進学であっても寮に入れるので、家が遠くても支障なさそうですね。
さて、マネージャーについて見ていきましょう。
これは驚きました!!
2016年には2、3年生だけで16名ものマネージャーが所属していたそうです。
個人的には5名いると多いなと感じますが、それの3倍以上です!
ただ、女子マネージャーは基本的には平日の練習には参加しないようです。
これは学校と寮が離れていることが関係しているかもしれませんね。
土日に練習に参加すると、練習の手伝いであったり、寮の掃除などをしているようです。
また、2017年には男子マネージャーが1名在籍しています。
こちらが田村マネージャーです。
高校野球のマネージャーは怪我をした選手が務めたりすることが多いです。
しかし田村マネージャーは中学時代から、高校野球でのマネージャーを志望していたようです。
自ら裏方に徹して選手達のサポートに回る。
なかなかできないですが、選手からしても心強いのでは無いでしょうか。
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関東一高野球部の練習方法や時間と場所もチェック!
関東一高野球部の練習を見ていきたいと思います。
学校とグラウンドがこれだけ離れていますから、どういった練習をしているのか気になりますね。
平日はコースによって授業の終わる時間が異なるため開始時間は部員によって異なります。
早い選手は14時頃から練習、その後遅い部員も合流し、全体練習は18時頃まで。
その後に個人練習も行うため、練習が終わるのはもう少し遅めです。
また、自主練習の合間に寮で補食も摂れるようです。
お腹が減ったまま練習をすると、それだけでストレスにもなります。
また、筋肉が痩せ細っていくことにもなります。
寮がすぐそこにあり、補食まで摂れるというのは大きいですね。
土日は練習試合を行うことが多いですが、そうで無い日は8時から18時頃まで。
グラウンドと寮が隣接しているので、みっちり練習ができますね。
再度グラウンドの写真を見てみましょう。
グラウンドのライト側ファールゾーンには緑の屋根の建物が見えます。
おそらくですが、室内練習場でしょうか。
割と大きいので、バッティング練習もできそうですね。
その横(一塁ファールゾーン)にはブルペンらしきものも見えます。
ここは投手・捕手の所には屋根もついているので、雨でも投球練習ができそうです。
学校によってはウェイトトレーニング場を持っていたりします。
室内練習場の一角、もしくは寮の中にあるかもしれません。
学校のトレーニング場ではなく、野球部専用のトレーニング場があると嬉しいですね。
いかがだったでしょうか?
今回は関東一高に注目してみました。
最近は東東京と言えば関東一高、と名が挙がるぐらい強豪校になったイメージがありますね。
今年の夏はどんな戦いを見せてくれるでしょうか。