フジテレビの日曜ドラマの「OUR HOUSE」は4月16日から新番組として放送されています。
芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスのW主演で、野島伸司さんの脚本として、放映前から期待していました。
出典:http://www.yomiuri.co.jp/
もくじ
視聴率低迷の原因は何?
共演者も豪華というわけでもないけれど、演技派俳優の橋爪功さんや、松下由樹さん、山本耕史さん、加藤清史郎君、寺田こころちゃんなど、面白くないわけがないと思っていたら、
いざふたをあけてみれば、一話で「?」なにこの違和感という感じ。ストーリー自体は面白いのに、なぜか、嫌な感じ。
2話になっても、それは続いて、3話になると見たくないと思えるようになりました。
そう思っていたのは、私だけではなく、視聴者全体が感じていることが分かりました。
それが、視聴率4%という結果ではないでしょうか?
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芦田愛菜=11歳は子役なの?
一話から、芦田愛菜の演技は、「マルモのおきて」の時のような、はきはきと、流ちょうにまくしたてるような言葉で、圧倒されたという感じでした。
11歳とは、子役なのでしょうか?
家族をきりもりしてきた、お母さん役として過ごしてきた、気の強いお姉ちゃんとして、怒る演技は必要でしょう。
しかし、それが、小さい子役時代の演技そのままでは、ストーリー自体を壊してしまいます。
一話で感じていた違和感はまさにこれだったのではないでしょうか?
もし、芦田愛菜ちゃんが、声を張らずに、50%の勢いで、メリハリをつけた演技をしていれば、スムーズに視聴者の心に入り込んで、高視聴率につながったのではないでしょうか?
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OUR HOUSEの共演者を潰している
芦田愛菜ちゃんの過剰な演技につられるように、演技は女優の松下由樹さんも過剰な演技になっています。
寺田こころちゃんも子役としては、過剰な演技になって、子供らしさが伝わりません。
これが、「一つ屋根の下」を生んだ、野島伸司さんの作品だとは思いたくないほどです。
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救いは加藤清史郎君・シャーロット・ケイト・フォックスさん
子役でブレイクした加藤清史郎君は、見事に思春期の男の子を演じ、子役からの脱却がうまくいって、心に響きました。
シャーロット・ケイト・フォックスさんも、心を打つ演技が、自然で好感が持てます。彼女の演技がなかったら、3話まで視ようとは思わなかったことでしょう。
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芦田愛菜さんの今後に期待!
ここまでいうと、まるで芦田愛菜ちゃんが、まるで期待できないように思うかもしれませんが、そうではありません。
多くの子役が大成しないといわれるなか、頑張っている芦田愛菜ちゃんにエールを贈りたいと思います。
これから、思春期の女の子の特有の機微を演じ、大人の女性として役者として脱皮し、演技は女優として活躍されることを期待しています。
今回の作品が、今後の汚点とならないように、今からでも、少しだけ、抑えた演技をしてみてはいかがでしょうか?